専門課程の方では、教えなければならないことが多いので、二年ではたりないという。そして、半年、一年と教養課程にくいこみ、いまでは、たいていの大学でせっかくの教養課程が一年に圧迫されてしまっている。一般教育を担当する先生たちにしてみれば、これは大問題である。そればかりではない。教養課程がこうして空洞化することは、新制大学そのものにとっても、重大な問題である。というのは、きみたちが学ぶ新制大学は旧制の大学が専門人の教育にのめりこみすぎたのを批判し、専門教育と同時に、市民としての人間の形成ということを強訓し、それを実現するために一般教育を重視することとしたのだからである。それが空洞化したのでは、新制大学の理想が泣くことになる。
(オススメ)
デザイン大学選びの目安
デザイン大学選びの注意事項
デザイン大学選びの新着情報