建築法規の規定

2011.12.30

建築法規の規定いっぱいに誰もが建物を建てた場合は、正直に言えば、よい住環境にするためにはまだ不足です。建築法規は最低限の規制にすぎません。対隣関係を建築法規の規制以上によくすることの集積は、住環境の改善へと拡大します。この中で自分でできることは、隣家を阻害しない家にすること、そんな気配りが町を住みよくするのです。建築法規の規定ぎりぎりまで建てるのが自分の権利、というような考え方では町はけっしてよくなりません。

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気配りは思いやりです。町がよくならないのは、隣に住んでいる人が見知らぬ人になってしまっているからで、もし親しくしていれば自然に思いやりは生まれます。家を建てるのにも、できるだけ隣家の迷惑にならぬよう考えるはずです。町にコミュニティが欠如している、と指摘されるのもこのことです。隣人関係の回復は、隣人から隣人へと拡大していき住民運動となって、まち造りへと昇華していきます。人間関係の拡大こそが実りを生むのです。