みんなで喜んだ祖母の快気祝い

2011.08.06

快気祝いをやったのはもう数年前のことです。ある日、母方の祖母が交通事故に遭ってしまったという連絡がありました。祖母は片目が見えず、足が悪いので、自動車がいないかよく確認するクセがついていました。ゆっくりとした足取りで、横断歩道を渡りきろうとした瞬間、わき見運転をしていた自動車が左折しようとしそこではねられたのです。命さえありましたが、両足の骨が複雑に骨折してしまいました。全治3ヶ月の大怪我です。運良く空中に放り出されたから助かったものの、医者にはあと1、2秒遅かったら即死だったと聞かされてぞっとしました。「起こってしまったことは仕方がない。入院するハメになっても生きていることに感謝しよう」と、祖母は常に明るく前向きでした。それからというもの祖母は現状にくじけず、病院のリハビリルームで懸命に足のリハビリを続けていました。早く自分の足で歩けるようになるためです。そして入院してから約9ヵ月後、なんとか退院することができました。快気祝いは、祖母が好きなお好み焼き屋さんでやりました。お好み焼きを美味しく食べる祖母の姿を見て、私は「退院できてよかったな」と心から思いました。