「雇用の流動化」とは人員削減のため非正規雇用に吸収されること

2012.02.18

内閣府は二〇〇四年二月、「〇三年一〇〜一二月期のGDP(実質国内総生産)は年率換算で七%増」と発表した。その後も[景気は好転]雇用も改善」という報道が続いているが、その内実はどうか。これは雇用形態別に雇用者数の増減を見たものである。〇二年から〇四年にかけて、確かに完全失業率は下がっている。雇用者の人数も増えている。しかし、増えているのは「パートーアルバイト、派遣社員、契約社員」などの非正規雇用だけ
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私の知らない事情があるのだろうか

2012.02.08

見知らぬ男に身体をもてあそばれるというのはとても不快なものだ。それがどんなに高級ホテルであろうと同じことだ。妹はこういうのは平気だったのだろうか。それとも何かまだ私の知らない事情があるのだろうか。その電話がかかってきたのは昼の三時で、もう四時にはホテルのベッドで男に抱かれていた。その太った中年男はやるだけやって、お金をテーブルの上に置いた。「金額は五万って聞いているけど、それでいいんだね?」「いい
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生活者として

2012.02.06

慢性の病気となると、それほど直接的な苦痛がない場貪が多いし、苦痛があるにしても必ずしも持続的ではなくヽ断続的な場合が多いのです。したがっていつ終るともない長い病気の全期間を通じて人間として、社会人としての営みを完全に中断しつづけることは、本人もがまんができませんし周囲もたやすくは許さないでしょう。長く休んでいては経済的にも行き詰まりますし、職場での地位もあやうくなります。気持の上でも耐えがたいこと
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信州ほど医者が偉くないところはない

2012.02.05

私の勤めている病院には今、130名の常勤医がいるが、その出身地は沖縄から北海道まで様々である。彼らが病院を辞めて他府県に赴任すると必ず言ってよこすことがある。信州ほど医者が偉くないところはない、と。私の勤める病院は住民の必要としている医療を提供しようとして、常に住民の視点からものを考えて発展させてきたところである。だから、医者は住民と同じ視点に立つことを余儀なくされる。医者は偉くないのである。おま
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喋るリズム、唄うリズム、舞うリズム

2012.02.01

1拍にいくつの音を込めるか。日本語の伝統的な音と拍の関係に、3つの段階が存在します。ふるいけや…かわずとびこむーみずのおと…五七五の韻律のもとには、八八八というベースの層があることを、こんなふうに示してみました。八八八のリズムを浮き立たせて読むと、都々逸になります。都々逸というのは、そもそも「ドドイツードイドイ」という囃子のリズムに合わせて即興の(しばしば時代風刺の)うたを語ったところからその名が
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なんだか、元気が出なくて疲れている

2012.02.10

ある種の人の中には、過剰に食べることで、濃いコーヒーを飲んだのと同じぐらいに神経を刺激される人がいます。汗が出て、脈拍がより早くなる。これは太っている人によく見られる現象です。こういった人たちがダイエットを始めると、神経系の興奮が収まって通常の人と同じ状態になります。それで、以前のようにエネルギーが湧いてこないとか、ぼんやりした感じになると不満を訴えてくるわけです。こういった患者から相談を受けると
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繊維の感触をこまやかに愉しめる

2012.02.13

メディア論者として一時代を画したマーシャル・マクルーハンは、六〇年代に、二十世紀のファッションは、全身を衣服で覆った時代から、全身が画一的な視覚空間に収容される時代を経て、「われわれの肉体のすべての表面によって、生き、呼吸し、聴くような世界」へと入っていくだろうと予言した。いかえると、見られる客体、受動的なオブジェとして自己の身体を構成されることを長らく強いられてきた女性が、見るものと見られるもの
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マネジメントポジションの実態

2012.02.03

重要な点を指摘しておきたい。それは、マネジメント(経営陣)の立場にいる人間が今や一番危ない存在になっていることである。会社を自分の属する唯一の拠り所とし、外部に目をやらずに社会人としてのポジションアップをしたい意識が強ければ、当然のことながら当人の最大の関心事は「社内でいかに出世できるかどうか」になってくる。こうした閉じられた空間で出世を果たすためには、突出した才能を磨いてアピールするのはむしろ逆
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